■ジャパンCダート(G1、阪神・ダ1800m)天候:晴 馬場:良
| 着順 | 馬番 | 予想 | 馬名 | 人気 | タイム |
|---|
| 1 | 16 | ○ | トランセンド | 1 | 1:50.6 |
| 2 | 9 | | ワンダーアキュート | 5 | 2 |
| 3 | 6 | ▲ | エスポワールシチー | 2 | ハナ |
| 4 | 4 | | ラヴェリータ | 10 | 1/2 |
| 5 | 13 | | ダノンカモン | 4 | クビ |
| 6 | 11 | ◎ | ミラクルレジェンド | 6 | クビ |
| 7 | 14 | | ヤマニンキングリー | 3 | ハナ |
| 8 | 2 | | ソリタリーキング | 11 | 3/4 |
| 9 | 12 | △ | ニホンピロアワーズ | 9 | クビ |
| 10 | 8 | | バーディバーディ | 12 | クビ |
| 11 | 1 | | マカニビスティー | 15 | ハナ |
| 12 | 5 | △ | テスタマッタ | 7 | 1.3/4 |
| 13 | 10 | | フリソ | 13 | 3.1/2 |
| 14 | 7 | | ダイショウジェット | 14 | 1.1/2 |
| 15 | 15 | | トウショウフリーク | 8 | 3.1/2 |
| 16 | 3 | | エイシンダッシュ | 16 | 3.1/2 |
2強対決で注目を集めた今年のジャパンCダート。単勝は最終的には
トランセンドが2.0倍、
エスポワールシチーが2.8倍。3番人気の
ヤマニンキングリーになるともう13.8倍。人気はやはり2強が圧倒的でしたね。
大外枠から一気に切れ込んだ
トランセンド。審議対象でヒヤヒヤモノでしたが、強い馬が逃げを打つのはやはり理想的な競馬だよなー、と改めて思い知らされたレースでした。不利を受ける不安も、脚を余す心配もなく、さらに最短距離を走れるわけですしね。1000m通過が1:00.9。昨年は同じくトランセンドがハナを切って1:00.0。これはトランセンドにとってはかなり楽なペース。交流重賞のように追走すらままならないレベルの馬は皆無で、直線はかなりゴチャついたこともあり、その点でもトランセンドの逃げというのは最高の作戦だったと思います。芝・ダート通じて史上初のジャパンC連覇! 先週はブエナビスタが幻の連覇達成。今年のジャパンCのキーワードは連覇だったんですね。
1着トランセンド JBCクラシックの疲れを心配してたんですが、馬体重は-1kgと平行線。パドックを見てもデキが落ちているようなところは見受けられませんでした。レースでは大外から思い切った逃げ。個人的には枠を考えてもエスポワールシチーのほうが前へ行くと思ってましたが、藤田騎手は躊躇わずに行きましたね(汗)。もう1年以上もダートではスマートファルコンにしか負けてないわけで当然といえば当然ですが、絶対的な自信と信頼がそこにあるということが伝わってきました。1角の切れ込みが審議対象になったぶんだけモヤモヤが残ってしまったのは残念でしたが、強さに関しては文句のつけようがありません。史上初の連覇、おめでとうございます!
このあとはフェブラリーSからドバイWCみたいですね。中央G1・3連勝。これだけの実績を積み重ねてしまうとモチベーションを保つのにも一苦労だと思いますが、2着に終わったドバイWCへの再挑戦、スマートファルコンへのリベンジ、とこの馬にはまだまだやるべきことが残ってますからね。この馬は時代やライバルに恵まれています。フェブラリーSにはなんとなくスマートファルコンは出てこない気もするので、ドバイが再激突の舞台となりそうですね。今年はJBCのほうがジャパンCダートよりもお客さんが入ったようですし、この2頭の直接対決が今や日本ダート界最高のカードといっても過言ではないでしょう。それが行われるのは、世界最高賞金額を誇る大舞台――盛り上がらないわけがありません(笑)。楽しみすぎます♪ 両馬とも最高の形でドバイへ行ってほしいですね!
2着ワンダーアキュート エスポワールシチーを逆転できるイメージが湧かなかったんですが……ついに届きましたね! というか、どこから飛んできたんだという感じだったんですが、じっくりレース映像を見直すと……なんという荒々しい競馬(汗)。ラヴェリータにばかり目がいってしまいましたが、この馬もかなり大きくつまずいて後方からのスタート。腹を括って道中は後方のインでじっくり脚を溜め、さあ直線――というところで大きく手綱を引っ張るアクシデント(汗)。うまいこと前が開いた幸運はあったとはいえ、よくもまあそこから前が残る展開を差してきたものです。馬体重+14kgという過去最重量馬体重でこの競馬……もしかしたらこのレースがこの馬の転機になるのかもしれませんね。
これで今年はG1・2着1回にG2、オープン特別を1勝ずつ、G3・2着2回……大きく賞金を加算することができました。来年(というか今年末?)からはG1行脚ですかね。久しぶりに和田騎手のG1制覇も見たいです。兄の活躍期間を考えればもう2〜3年はやれるでしょうし、どこかでタイトルをもぎ取ってほしいですね!
3着エスポワールシチー トランセンドが行く気を表に出したせいか、無難に2番手で抑えちゃいましたね。3〜4角の手応えの割に直線はラヴェリータをかわすのに手こずり、最後はワンダーアキュートに差されてしまいました。道中少し掛かり気味だった影響もあったんでしょうか。トランセンドとは、直線入口では1馬身もなかった差が直線だけで2馬身。陣営も認めるように今回は完敗でした。まあ、それでも真っ向勝負で激しい2着争いをハナ差遅れただけの3着。2年連続最優秀ダート馬の意地は見せてくれたと思います。正直、直線半ばではラヴェリータをかわせると思いませんでしたしね(汗)。
結果的に今回は残念な結果に終わりましたが、まだまだダート界のトップクラスであることは間違いありません。脚質的にスマートファルコンやトランセンドとの相性が悪いというのもあると思います。その2頭が出ていないレースでは一応ワンダーアキュートも圧倒してますしね。エスポワールシチーが1番人気に推されるメンバー構成ならG1勝利もそう難しくないでしょう。ただ、当面はやはりフェブラリーSを目指すでしょうし、トランセンドとの再激突は避けて通れなさそうです。同じ舞台の南部杯でも負けているだけに、挑戦者という立場は動かないと思いますが、マイルのほうがまだ可能性はあると思います。というか、この馬が頑張ってくれないと盛り上がらないですよ! 全盛期の強さは難しいかもしれませんが、一矢報いてほしいですね。ファイトです!
4着ラヴェリータ スタート直後は落馬かと思わせるほど派手なつまずきを見せましたが、道中は好位のインにへばりつき、直線はあわやかしわ記念の再現なるかという粘り腰。スタート以外はまさに完璧。武豊騎手は先週のトレイルブレイザーに続いて再び魅せてくれましたね! 女傑のラストランに相応しい素晴らしいレース運びだったと思います。ミラクルレジェンドのファンとしては最後の最後でまたやられてしまったなぁ、と悔しい思いもありますが、こうして牝馬戦線が決して低レベルではなかったことを証明してくれて嬉しい気持ちもあります。たくさんの名勝負をありがとうございました。そして、お疲れ様でした!
ミスプロ系以外の種牡馬ならなんでもいけそうですし、母としても期待は大きいです。ゴールドアリュールかシンボリクリスエスかクロフネか。ダートの鬼配合……見てみたいですね(笑)。産駒のデビューを楽しみに待ってます!
5着ダノンカモン 思った以上にトランセンドが緩いペースを作ってくれたので、距離に不安のあったこの馬には願ってもない展開になりました。しかし、外枠だったこともあり仕方なかった面もありますが、終始好位の外を回すことになったのは痛かったですね(汗)。もともとあと一歩が足りない馬なだけに、こういう競馬だとやっぱり苦しいです。持ち前の堅実さで掲示板は確保しましたが、直線はもうひとつ地味でしたね……。距離うんぬん以前に内枠からのイン強襲だったり、前崩れの展開を後方一気だったり、思いきった競馬が必要なのかもしれません。普通に考えればこのあとは根岸S→フェブラリーSでしょうか。とりあえず、最も良績のある1400m戦の根岸Sで初重賞制覇を期待ですね!
6着ミラクルレジェンド 流れが思った以上に落ち着いてしまったのは誤算でした。それでも道中は中団の後方でまずまずいいリズムでレースを進められていたように見えましたが……向こう正面の動きたいところで外からテスタマッタに被せられてしまったのが痛かったですね。これによって仕掛けが遅れ、さらに大外を回すハメに……。最後の脚を見ると展開ひとつで2着まではあったかなぁ、と。個人的にはやっぱりもったいない競馬だった印象が強かったですね。ダート1800mの連対記録も途切れてしました。期待が大きかっただけに残念です(涙)。
ただ、上位馬の顔触れを考えると、展開不向きの中でこれだけやれたのは自信にもなったと思います。牡馬相手のG1でも十分にやれる可能性は示してくれました。4歳馬の中では最先着。2000mよりはマイルのほうがいいでしょうし、芝も未勝利戦だけとはいえ3戦連続で速い上がりを使っているように問題にしないでしょう。左回りの経験も十分。直線も長いほうが○。フェブラリーSで再び期待したいですね! ラヴェリータのぶんまで、来年は大暴れを期待です!
7着ヤマニンキングリー やはりできるだけ砂を被らないように、って感じの競馬になりましたね。ダートスタートということもあって、前走のように先行するのも難しく、後方から大外を回すしか手はありませんでした。よりによって外枠に2頭先行馬がいたのは不運でしたね。あとはそれでどこまで脚を伸ばせるかという感じだったんですが……さすがにこういう競馬でこのメンバーを負かすのは至難の業でした(汗)。それでも最後はしぶとく脚を伸ばしており、はポテンシャルの高さは感じられましたが……。もう2〜3戦ダート戦を経験していたらまた違ったのかもしれません。
まあ、今回は武豊騎手がラヴェリータのほうに乗ってましたし、そちらに花を持たせたということで(苦笑)。マイルはどうかと思いますが、芝スタートならって思いもありますし、フェブラリーSでも見てみたいですね。親子制覇も懸かりますし、盛り上げてほしいです!
8着ソリタリーキング 2番枠を活かして中団から終始ロスなく回ってきましたね。この着順は1600万下を勝ったばかりということを考えれば健闘といっていいんじゃないでしょうか。ただ、力は出し切った印象で、現段階では一線級とは少し差がありそうですね。まずはひとつ重賞を勝ってふたつ年上の兄貴に追いつきたいところです。兄弟対決は同じ厩舎なだけにあったとしてもG1の舞台ですかね。まあ、兄たちの成績を見ても成長力は保証されてますし、来年はもっと強くなりますよ! 血の重圧に負けず、これからも頑張ってほしいですね!
9着ニホンピロアワーズ 今回はスタートしてすぐにダッシュがつきましたが、おかげで1角でトランセンドに被せられて馬が怒ってしまいましたか(汗)。行きたがるのを抑えている間に、4角では今度はズブさを見せ出すという……なんともチグハグな競馬でした。まあ、それでも直線半ばまでかなり粘ってましたし、光る部分は見せてくれたと思います。初めて複勝圏を外してしまったのは残念ですが、次からはまた堅実な競馬を続けていってほしいですね。
10着バーディバーディ 道中はある程度行きたい馬を行かせて、先行集団の直後という位置取り。手応えにも余裕があり、いい感じでレースを進められていたように見えましたが……4角で包まれて動くのが遅れたのが痛かったですね。直線も窮屈なところに入ってしまい、昨年の再現はなりませんでした。差してくるタイプでもないですしね。こういう競馬になると辛いです。ただ、2着からなら0.4差。着順ほど大きく負けた印象はありません。このまま人気を落とすなら面白い存在になりそうです。
12着テスタマッタ 競馬beatにゲストで出演していた松田選手(ホークス)の本命馬。背番号と同じ馬番でテスタ“マッチ”……なるほど(笑)。まあ、それはともかくとして、スタートしてからなんであんなに外へ向かって走ってたんでしょうね(汗)。最後方から向こう正面で大外を回して徐々にポジションを上げていき、4角を回ったあたりでは先行集団を射程圏内に捉える中団の位置。一瞬はやったかと思ったのも事実ですが……そりゃこんな競馬だと最後まで息は持ちませんよね(汗)。直線半ばでヤマニンキングリーに被せられると戦意を喪失したかのようにズルズルと後退。久々のG1挑戦はほろ苦いものになってしまいました(涙)。
この2戦を見ると、まともに走れば巻き返しはありそうですが、そのまともな走りがなかなかできなくなっているのも事実。昔はここまで難しい馬でもなかった気がするんですが……何か嫌なことでもあったんですかね(汗)。G1以外だと重い斤量を背負わされる、でもそこで結果を出さないとG1へ出走できないというジレンマ。なんとか賞金を加算して、軌道に乗ってほしいですね。
15着トウショウフリーク やはり外枠にトランセンドがいたのは不運でしたね(汗)。1角入口で前を横切られたとき、砂を被せられてしまいました。道中は2番手の外を追走。ダートでハナを切らなかったのはこれが初めて。そこまでペースは速くなかったはずですが、3角で早くも手応えが怪しくなったのを見ると、やはり相当勝手が違うんでしょうね。まあ、陣営も速い馬がいるというのはわかっていて、あえてここへぶつけてきたはずなので、この経験をきっちり次走以降へとつなげていってほしいですね。素質は間違いなくあるし、まだキャリアも浅い馬。伸び代は十分あるでしょう! 偉大な姉とは別の道になりますが、少しでも姉の領域へと近づいてほしいものです。
ということで
ジャパンCダートの回顧でした。
今週のG1は
阪神JF! 抽選通ればPOG指名馬の
アナスタシアブルーが出陣です! 2歳G1に指名馬が出走なんて……何気に初めてのような気がします(汗)。どういう指名馬選びをしているんだという感じですが(苦笑)。アナスタシアブルーは出走さえ叶えば通用しておかしくないと思います。なんとか抽選突破してほしいですね! 抽選を漏れたら
プレノタートとアドマイヤムーン産駒でも応援しときます(笑)。あと
カペラS登録馬に
ブラックシェルの名前を発見! まあ、賞金も持ってないし、登録馬も多いしで登録だけだと思いますが、この馬が戻ってくるのはやはり嬉しいです。3年ですか……陣営もよく我慢しましたね。ディープスカイは引退してしまったので、神戸新聞杯1〜3着対決はもう叶いませんが、一度でいいからまたオウケンブルースリと一緒に走ってる姿を見たいです。このまま無事に復帰まで漕ぎ着けてほしいですね!
それでは〜♪
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